警視庁イーグルス、やりましたね!
X1昇格は、ホントすごいです!!
警視庁のアメリカンフットボールチームが社会人トップの「Xリーグ」への昇格を決めた。警察チームが
スポーツのトップリーグ入りをするのは初めてで、警視庁幹部も「サッカーだとJ1昇格に匹敵する快挙」と喜ぶ。
福島第1原発周辺の警戒警備に当たるなど過酷な勤務の中での悲願。任務があれば練習は二の次となる
「宿命」ながら、次は日本一を目指す。
Xリーグへの昇格を決めたのは東京都江東区に拠点を置く第9機動隊による「警視庁イーグルス」。
重要施設の警備や被災地派遣の合間に練習を重ね、悲願を達成した。
創部は71年。チーム名は同隊のシンボルマーク「若鷲」に由来し、エンブレムも鷲。現在のメンバーは
20代後半が中心の50人だ。昨年は走力がある選手を軸とした“機動力”重視のチームでゲームに臨み、
下部リーグで4連勝。昨年12月に行われたXリーグとの入れ替え戦で、ブルザイズ東京を延長戦の末に破った。
警視庁によると、警察チームがスポーツのトップリーグ入りするのは初めてだ。
キャプテンの佐藤康介巡査長(27)は19歳以下の元日本代表。経営合理化で廃部になった実業団チームや
強豪の大学で活躍した選手が警察官の採用試験に合格して「入部」し、チーム強化につながったという。
別の幹部は「不景気から公務員の安定性を選んだ有望選手の受け皿にもなった」と分析。企業スポーツの
冬の時代が続く中、警察チームがトップリーグ進出という実績を残したことで、受け皿として一段と注目され、
選手層はさらに厚くなりそうだ。
とはいえ、企業チームと違って任務が最優先。5日に一度は泊まり勤務があり、昇任に伴う人事異動などで
シーズン中に中心選手がチームを去る可能性もある。
メンバーの大半は年明けにも12日間、福島第1原発周辺の警戒警備に当たった。衣川淳一第9機動隊長は
「重要警備があれば練習できないが、それも宿命。いつか日本一決定戦ライスボウルに挑みたい」と話している。
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